季節の変わり目になると気になるのはエアコンの掃除。
みなさんはどのような方法でエアコン掃除をしていますか?
掃除はしたことない?
エアコン清掃業者に頼んでますか?
それとも、ご自身でエアコン洗浄スプレーで掃除をしていますか?
以前は、私もドラックストアでエアコン洗浄スプレーを購入して掃除をしていました。
しかし、キレイになっているのかよくわからないし、スプレー缶の説明書きには、「排水ホースから汚れた水が出てくる」と書いてあるのに、全く出てこないので不安になったことがありました。
本当にキレイになっているのかな?
エアコン洗浄スプレーを使ったことがある方なら、不安になったことはあるかと思います。
そこでネットで調べていると、「エアコン洗浄スプレー 使ってはいけない」
という、他の人が調べているワードを見てみると、プロのエアコン業者はエアコン洗浄スプレーを使うことはNG!
ということが記載されていました。
でも、他のキーワードでは、エアコン洗浄スプレーのオススメや、正しい使い方なども記載されています。
結局、自分で洗浄スプレーでやってもいいの?
エアコンクリーニング業者に頼んだほうがいいの?
どっちが正しいの?
この記事ではみなさんが安心してエアコンを使っていただけるように、エアコン洗浄スプレーの間違った使用方法を記載しているので、やってはいけない注意点になります。
ぜひ参考にしてくださいね!

もくじ
エアコン洗浄スプレーを使ってはいけない理由はなぜ?
誰でも手軽に掃除ができるので、便利なエアコン洗浄スプレーは、プロのクリーニング業者では禁止していることをご存知でしたか?
ドラックストアやホームセンターでも手軽に購入できて、すぐに清掃できるのでとても便利で、私も毎回使っていました。
一般的に販売されているエアコン洗浄スプレーは、一番手前のフィルターを外した銀色の金属部分を洗浄するスプレーになります。
そこさえキレイになればエアコン掃除は大丈夫だと勘違いをしていました。
しかし、エアコンは内部も清掃しなければ意味がなかったんですね。
(知らないままエアコン洗浄スプレーを使い続けていました。)
エアコンを清掃する場合、実は4箇所も清掃する場所があったんです!
エアコン洗浄スプレーも種類があり、それぞれ清掃場所にあったものを使用しなければいけなかったんです!
この清掃箇所がわかると、なぜエアコン洗浄スプレーを使ってはいけないのか。
という理由がわかると思います。
順番にご紹介していきますね!
エアコン掃除①フィルター
フィルターは、エアコンの正面のパネルを開けた時に、一番手前についている網状になっているものです。
このフィルターは手前に引けば、簡単に取り外して掃除することができますね!
お部屋の中のカビやホコリも含めた大きなハウスダストがフィルターに溜まってエアコン内部に侵入することを防ぐ役割になっています。
フィルターは2週間に1回の掃除目安となっています。
掃除機や、水洗いをしてキレイに保つことができます。
エアコン掃除②ファン
エアコンのファンとは回転して風を送る部分のことを言います。
内部に筒状の風車のようになっており、ここにも汚れが詰まります。
ファンはエアコン本体の奥側に配置されているため、私たちでは見ることができません。
分解して掃除ができないので、ご家庭ではかなり難しそうですね。
そのため販売されているクリーナーは洗浄液が届きやすいように細いストロー状のノズルがついたファン専用洗浄スプレーになります。
吹き出し口から汚れが流れ出てくるため、汚れを受けるための養生シートが必須です。
養生シートの下にバケツも必要だね!
汚れた水がこぼれたら大変!
エアコン掃除③フィン
①のフィルターをとった裏側にある、金属製の薄い板状の部品がずらっと並んでいる部分をフィンと呼んでいます。
このフィンの内部を通って、冷たい冷風や温風が出てきます。
エアコン洗浄クリーナーとして販売されている多くの商品は、このフィンを掃除するためのものです。
これこれ!
エアコン掃除はこのフィンを掃除するだけでいいと思ってた!
一点注意して頂きたいことは、エアコン内部のフィンは洗浄クリーナーを使うと勢いで、折れてしまったり変形してしまったりすることがあります。
少しくらいなら変形しても問題はありませんが、細いアルミ素材になっているので危険です。
怪我の原因になりますので絶対に触らないようにしましょう!
エアコン洗浄剤は強いアルカリ性です。
洗浄力はありますが、フィンのアルミ部分がサビてしまうことがあります。
そのため、アルカリ洗剤を使った後はキレイに流して中性にもどしてあげることが必要です。
エアコン洗浄スプレーはエアコン内部まで届かず、目詰まりしてしまう可能性もあります。
エアコン掃除④ドレンホース
エアコンの室内機で発生した水を屋外へ排出するためにはドレンホースという部品があります。
室外にあるドレンホースから、室内のエアコン内部の結露やさまざまな汚れを出すことができます。
このように、エアコン掃除には簡単に取り出して清掃できるフィルター以外に3箇所も掃除する場所があります。
エアコン洗浄スプレーにも種類がたくさんあったのね!
エアコンを洗浄する箇所のご紹介をしてきました。
エアコン内部は繊細なため、洗浄スプレーを使うときには注意してください。
エアコン洗浄スプレーを使ってはいけない理由は、
- エアコン内部を掃除することは難しい
- エアコン内部で目詰まりしてしまう可能性がある
- しっかり洗浄剤を流すことができればOK!
エアコン洗浄スプレー故障・カビ・火災の逆効果な使い方とは?
エアコン洗浄スプレーを使ってはいけない理由として、しっかり清掃できていないことや、洗剤の目詰まりや、洗い流しが出来ていない可能性がありました。
次は、エアコン洗浄スプレーを使うことによって逆効果な使い方があるので、こちらも参考にしてください!
エアコン洗浄スプレー逆効果な使い方①故障の原因
エアコン洗浄スプレーを使った掃除は、エアコンの故障の原因になることがあります。
エアコン洗浄スプレーを電気部品や送風ファンにかけてしまうと、エアコンの電源基盤が濡れて動かなくなる場合があります。
また洗剤の洗い流し不足が原因で、アルミ部分の変色やサビにつながることもあります。
思った以上に洗剤成分が残っているので、大量の洗浄水で流す必要性があります。
エアコン洗浄スプレー逆効果な使い方②カビの発生の原因
エアコン洗浄スプレーでは、フィンの奥の方やファンの細かな隙間までは洗浄液が届きません。
また、 洗浄液で浮かせた汚れやカビをエアコン内部から完全に洗い流せないため、どうしてもエアコン内部に汚れが残ってしまいます。
の残った洗剤に汚れやホコリがついたままにしておくと、カビの栄養になり、増殖する原因になります。
エアコン洗浄スプレー逆効果な使い方③火災の原因
エアコン掃除する時に、コンセントの外し忘れなど、通電したまま掃除を行うことはかなり危険です!
ファンやフィンの配線などの電気が通る場所に洗浄液などかかると、火災の原因になることがあります!
スプレーをかけてはいけない部分にかけてしまうと事故につながることがあります。
不安な方はエアコンクリーニングの業者に依頼した方が安心ですね。


エアコン洗浄スプレーを使ってはいけない理由はなぜ?故障・カビ・火災の逆効果な使い方を解説 まとめ
エアコン洗浄スプレーを使ってはいけない理由はなぜ?
故障・カビ・火災の逆効果な使い方を解説してきました。
安価で、手軽に使えて便利なエアコン洗浄スプレーですが、実際の使い方を間違ってたり、エアコン内部までしっかり清掃できてない時があることも分かりましたね!
エアコン掃除のプロがエアコン洗浄スプレーを禁止しているぐらいエアコンは繊細な機械です。
一つ間違えば火災の原因や、故障、カビの発生など健康にも影響がでてしまうほどです。
中途半端に清掃すると返って逆効果な使い方になってしまいます。
ご家庭で準備するのにも限界がありますし、全ての工程を終わらせるには3時間くらいかかると言われています。
それなら、安全で、かつ確実にキレイになるプロのエアコン清掃業者にお任せしない理由はないですよね!
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