電子レンジとオーブンの機能を兼ね備えた電化製品の、オーブンレンジ。
オーブンレンジを代表する商品といえば、Panasonicの『3つ星 ビストロ』と、SHARPの『ウォーターオーブン ヘルシオ』が、有名な二大ブランドですよね。
今や家庭に必須となりつつある電化製品のため、これから、どちらかを購入しようと考えている人も多いと思います。
しかし、
どっちが良いのか、悩む!
それもそのはず、このビストロとヘルシオは、見た目も似ており、どちらも高スペックオーブンレンジで、高火力・高性能と似たような性能を携えているのです。
悩む時間も楽しいですが、実際に買うとなったら、高額の商品のため、失敗したくないですよね?
オーブンレンジは、毎日のように使う家電調理器のため、自分にとって必要な機能が何なのか、を考えながら選ぶことが大切です。
そのためには、違いをしっかり理解して、比較した上で、納得のいく選択をすることが必要となります!
そこで今回は、ビストロとヘルシオの違いを比較して、購入するのはどっちが良いのか、について解説していきます。
もくじ
ビストロヘルシオ悩む?
高機能オーブンレンジの二大ブランドである、ビストロとヘルシオ。
いざ、購入しようとすると、どちらが良いのか悩みますよね。
それぞれの強みとしては、
- ビストロ:オーブン機能
- ヘルシオ:レンジ機能
の、違いがあります。
それでは、ビストロとヘルシオの特徴について、詳しく解説していきましょう。
ビストロの特徴とは?
Panasonicのビストロには、高精度のセンサーが搭載されています。
これは、食品の分量や温度を把握して、適切に温めることができる、ということです。
例えば、冷凍食品を温めた際に、一部だけ冷たいまま、といった経験はありませんか?
ビストロでは、そのようなことがほとんどありません。
また、食品による熱の通りの違いにも強く、冷凍の揚げ物とカチカチのご飯、といった組み合わせの温めも、それぞれの食品の温度の通りの早さをセンサーで理解して、的確に温めてくれます。
ヘルシオの特徴とは?
SHARPのヘルシオといえば、やっぱりウォータースチーム。
「過熱水蒸気」という、水蒸気を100度以上にするとできる気体によって、食品をオーブン調理します。
熱風やヒーターを使って調理すると、どうしても食品の水分は失われていきます。
それが、このウォータースチームによって最小限に抑えられ、また、素材の旨みや甘みを引き出してくれるのです。
また、余分な油や塩分を落として、栄養素はそのままギュッと凝縮された、健康的な料理を作ることができます。
ビストロとヘルシオどっちが良い?
ビストロとヘルシオ、購入するにはどちらが良いのでしょうか?
ビストロとヘルシオの良さを一言で表すと
ビストロ:時短調理
ヘルシオ:じっくり本格調理
となります。
ビストロが良い理由
ビストロの良い理由は、以下の3点にあります。
- 時短調理
- 高火力調理
- ワンボウル調理
一つずつ、説明していきましょう。
①時短調理
ビストロは、レンジの機能が優れており、冷凍物や食品を加熱するのに最適です。
つまり、調理の時間を短縮して、パパっと料理を作りたい、という場面でビストロは活躍します。
②高火力調理
高火力を要するビストロは、短時間で、魚に焼き目を付けたり、煮物を煮たりといった、本来なら時間のかかる調理の作業時間を大幅に短縮してくれます。
③ワンボウル調理
高火力と先に述べた高精度センサーによって、ワンボウル調理ができます!
ワンボウル調理とは、食材と調味料を耐熱ガラスボウルに入れて、メニューを選択すれば、かき混ぜなどもせずに、短時間で料理ができてしまうという機能です。
つまり、ビストロは時短調理に特化した、高性能のレンジ、と言うことができますね。
ヘルシオが良い理由
ヘルシオの良さは、以下の2点となります。
- ウォーマーチーム調理
- おまかせ調理
こちらも、一つずつ詳しく説明していきます。
①ウォーマースチーム調理
ヘルシオは、ウォーマースチームによって、時間をかけてじっくりと、本格的な調理をしてくれます。
それにより、食品の水分や旨み甘みは逃がさず、余分な油や塩分を落とす、という健康調理ができます。
②まかせて調理
ヘルシオは、まかせて調理をすることができ、食材を下ごしらえしてセットしてしまえば、自分で調整をしなくても、美味しく、ちょうど良い火加減でしっかりじっくりと本格調理を行うことができます。
選べる調理方法は
- 網焼き・揚げる
- 焼く
- 炒める
- 蒸す・茹でる
の4種類。
この中から、自分に最適な調理方法を選んでセットしてしまえば、例えば火の通りにくい食材と通りやすい食材を一緒に乗せてあっても、それぞれの食材にちょうど良い加減で調理をしてくれます。
こうしたことから、ヘルシオは時間をかけて、本格的にこだわった調理をする、といった、調理器具の要素が強い製品となります。
つまり、
時間をかけずに調理をしたいなら、ビストロ
じっくりこだわった調理をしたいなら、ヘルシオ
が良い、ということになりますね。
ビストロとヘルシオの違いを比較!
ここまで、ビストロとヘルシオの特徴についての違いを解説してきました。
それでは、ビストロとヘルシオでは、大きさや付属品に違いはあるのでしょうか?
現在、販売されている一番大きなサイズで比較してみましょう。
ビストロ | ヘルシオ | |
機種名 | NE-BS9A | AX-XA30 |
大きさ | 494×435×370 | 490×430×420 |
倉庫内容量 | 30L | 30L |
質量 | 約19.8kg | 約23kg |
付属品 | ヒートグリル皿1枚 角皿2枚 | ワイド角皿2枚 |
こうして比べてみると、ビストロもヘルシオも、大きさに関しては、そこまで大きな差は無いと言えますね。
搭載されているメニューに関しても、現在はどちらもIoT(家電におけるインターネット化)に対応しており、毎日のように新しいメニューが追加されています。
付属品に関しては、ビストロの方には、ヒートグリル皿が1枚、多く付いてきます。
料理の幅は広がりますが、保管する際にはその分、スペースが必要となるので、その点は注意が必要ですね。
ビストロヘルシオはどっちがオススメ?
さて、ここまでビストロとヘルシオについて説明してきましたが、ビストロとヘルシオはどっちがオススメなのでしょうか?
簡単に言うと、
- ビストロ:時短調理をしたい人にオススメ
- ヘルシオ:本格調理がしたい人にオススメ
というのが結論となります。
ビストロもヘルシオも、それぞれに違った特徴があるため、人によって、どちらがオススメなのか、変わってくるのです。
では、どんな人にオススメなのか、具体的に解説していきましょう。
ビストロはこんな人にオススメ!
ビストロは、時短調理・調理方法もボタン一つでおまかせ、という、手軽に、簡単に
短時間で調理ができる、というのが強みです。
そんなビストロは、
- 何度も温め直す手間を省きたい。
- 調理時間は、なるべく短く済ましたい。
- 調理方法も全てをおまかせしたい。
という方にオススメです。
ヘルシオはこんな人にオススメ!
ヘルシオは、ウォータースチームによる、じっくりと本格的な調理ができることが強みです。
そんなヘルシオは、
- 素材の味を生かした料理を作りたい。
- 健康的な料理に興味がある。
- ある程度の調理時間を確保することができる。
- 調理方法に幅を持たせて、自分の好きなように調理したい。
という方にオススメです。
ビストロヘルシオ悩む?どっちが良いのか違いを比較!まとめ
今回は、ビストロとヘルシオの購入に悩む方に、それぞれの違いを比較して、購入するのに、どっちが良いのかについて、解説してきました。
ビストロにもヘルシオにも、それぞれに似たような機能があったりして、違いを明確に比較するのは、ホームページだけでは難しいですよね。
両方の強みを十分に理解した上で、自分が使用するのにどっちが良いのかを考えて、後悔のない選択をできたら良いですね!