前回の1119話では、怪盗キッドが登場する新シリーズがスタートしました。
さらには、怪盗キッドのライバル、白馬探も登場。
ファンにはたまらない胸アツの展開となっています。
工藤新一に扮した怪盗キッドを、白馬探は見破ることができるのか?
展示室で起きた殺人事件の犯人は誰なのか?
気になることが満載ですよね⁉
そんな名探偵コナン1120話の内容を、ネタバレありで紹介していきます!
それでは内容を見ていきましょう。
もくじ
名探偵コナン1120話ネタバレ!
ベルツリーの展示室で殺害された吉田社長。
関係者を集めての現場検証が行われています。
展示室に入った時には吉田社長の遺体が玉座にあり、怪盗キッドは立ち去った後だったと、キッド扮する工藤新一(以下、新一)が説明します。
キッドが残したカードには、『目当ての宝石ではなかったので御暇します』と書かれていました。
また、怪盗キッドは今までに殺人を起こしたことがありません。
以上2つの理由から、怪盗キッドが立ち去った後で、吉田社長は殺害されたと新一が推理します。
ルーパーレンズ
「そもそもキッドと社長はどうやって、この展示室に入ったんですか?」
社長秘書の上地が、疑問を口にします。
上地の疑問に対して、
「ルーパーレンズですよ!」
と、白馬探が方法を説明を始めます。
防犯カメラの前には、半透明のルーパーレンズが設置されている
ルーパーレンズの特徴上、縦の線は拡散して見えなくなり、横の線は重なり合うため消えずに見える
レンズを通すと、扉が開いても閉まっているように見える
そこで疑問となるのが、キッドがルーパーレンズを付けたタイミングです。
これについては新一が解説します。
展示時間の終了間際に何か変わったことがなかったかと、新一が中森警部に尋ねます。
中森警部によると、老人が落としたコンタクトレンズを探すのを機動隊員の1人が手伝ったそうです。
その隙に展示室の扉脇にある消火栓の中に、キッドが隠れたのだと新一が言います。
ミスト装置が発動したタイミングでレンズを設置、キッドは堂々と展示室に入ったと説明します。
扉の暗証番号に関しても、番号を押した時の音や、付着している指紋から、怪盗キッドであれば用意に開けられるというのです。
白馬探の策略
扉の光る線やミスト装置などはすべて、キッドを捕らえるための白馬探の策略だったのです。
ルーパーレンズを使わせるために、光る線やミスト装置を設置
消火栓が設計図よりも出っ張っていた
暗証番号を押す際にプッシュ音が鳴るようにした
これらの策略によって怪盗キッドを捕らえたはずが、展示室の中にいたのはコナンと新一という以外な人物たちでした。
キッド事件の儀式
ふと、中森警部が新一に声を掛けます。
「キッドの犯行現場にいたんなら…やらねばならん儀式がある!」
そう言って、新一の頬を中森警部が思いっきり引っ張ります。
痛がる新一を見て、キッドの変装ではないことがわかり、カメラ越しに見ている蘭が安堵しています。
逆にイライラを募らせているのが園子です。
キッドがいないことや、新一が蘭に連絡せずにやって来たことに憤慨しています。
新一の推理
「気になる点、工藤君はいくつありましたか?」
白馬探が新一に尋ねます。
白馬探が3つあると言ったのに対抗して、新一も3つあると返答。
2つの疑問について、白馬探が説明します。
1つ目は、出入り口の右側に血痕と弾痕があるのに、遺体が玉座まで運ばれていること。
2つ目は、遺体の両足の靴のつま先に、何かの跡が付いていること。
最後の3つめを、新一に尋ねます。
キッドには推理できないため、コナンがイヤホンに声を飛ばして、新一が答えます。
玉座横のカーテンに付着した飛沫血痕が、どういう状況で飛んだのか説明がつかない。
この答えは、白馬探の疑問と一致していました。
展示室にカーテンがあるのはなぜかという中森警部の疑問に対して、
「外が丸見えだとさすがに怖すぎると、苦情が入ってのォ…」
と、鈴木次郎吉が答えます。
わかんねぇのかよ?
関係者である秘書の上地や、社長夫人のさつきに事情聴取をするため、一同が展示室から移動を始めます。
新一が展示室を出たところで、蘭が声を掛けます。
新一が連絡もなく来たことにご立腹の蘭…
キッドを捕まえて蘭に会わずに帰るつもりだったと言う新一に対して、
「何でよ?わたし達付き合ってるんじゃなかったの?」
と、声を荒げます。
キッドに任せていては埒が明かないと思い、コナンが変声機で答えます。
「わかんねぇのかよ?」
「蘭の顔見たら、ずっとそばにいたくなっちまうだろ?」
そんな新一のロマンチックな言葉に、蘭は顔を赤らめ立ち尽くします。
コナンがキッドに協力する条件。
その条件というのが、キッドが新一を演じて、コナンから蘭にメッセージを送るというものでした。
白馬探の追求
「ぶっちゃけ誰が殺人犯だと思います?」
白馬探が新一に尋ねます。
コナンを通して新一が推理を述べますが、
「日本警察の救世主とか言われてたから…もっとすごいのかと思った…」
と白馬探が挑発してきました。
挑発に乗らないようコナンが新一に言いますが、キッドが独自の推理を口にします。
「もう一つあったよ!吉田社長の自殺ってケースがな‼」
キッドの暴走に焦るコナン。
白馬探が矛盾を指摘します。
サイレンサーが付いていた拳銃では、体勢的に自殺には無理がある
仮にサイレンサー付きの拳銃で自殺したとしたら、こめかみにコゲ跡が残る
そもそも自殺者がサイレンサーを付ける意味がない
これらの理由から、殺人以外にはありえないことを指摘。
そのうえで畳みかけるように、白馬探が新一に質問します。
「君は本当に…工藤新一なのか?」
まとめ:名探偵コナン1120話ネタバレ考察!
名探偵コナンの最新話、1120話の内容を紹介してきました。
キッドと白馬探の推理対決は、ハラハラする展開でしたね⁉
最後には新一の正体を疑うセリフもあって、次回のストーリーが待ちきれません。
殺人事件の解明と、キッドを追い詰める白馬探の攻防。
次回も熱い展開になりそうですね!
次回の名探偵コナン本誌サンデー52号は、
2023年11月22日発売予定です!