10年の冒険の末に、魔王討伐を達成した勇者パーティー。
勇者パーティーの一員であるエルフ族のフリーレンが、本作の主人公です。
週刊少年サンデー連載の『葬送のフリーレン』
魔王討伐の後日譚を描くという、斬新な物語で人気を博しています。
また、『葬送のフリーレン』は2023年秋にアニメ作品が放送することも決定済みです。
そんな『葬送のフリーレン』ですが、完結してるのか、という疑問の声も度々目にします。
完結してるのであれば、何巻何話まで出ているのかも気になるところでしょう。
そこで今回は、『葬送のフリーレン』について、
- 完結してる?
- 何巻何話まで出てる?
- 打ち切り休載中?
- どんな結末を迎える?
これらの疑問について調査しました。
物語のラストについても考察していきます。
もくじ
葬送のフリーレンは完結してる?
結論、『葬送のフリーレン』は完結していません。
2023年4月5日発売のサンデー19号の連載を最後に、無期限の休載に入っています。
“魂の眠る地(オレオール)で、既に死者となった勇者ヒンメルと会話する“というのが、フリーレンの旅の目的です。
『魂の眠る地』は、現在の魔王城がある、北大陸の最北端エンデに位置しています。
フリーレンは、既に北大陸に入っていて、最新話では北大陸中央の北部高原を旅している最中です。
目的地であるエンデまでは、まだまだ遠い道のりが残っています。
そのため、物語の完結についても、しばらくは訪れないでしょう。
単行本は10巻まで発売していて、最新の11巻は2023年9月15日に発売予定となっています。
葬送のフリーレンは何巻何話まで?
『葬送のフリーレン』の単行本は10巻(88話~97話)、最新話は110話まで公開されています。
前述したように、道程において、フリーレンの旅は中間地点くらいまで進行しています。
また、『葬送のフリーレン』の物語において切っても切り離せないのが、”七崩賢“の存在です。
七崩賢は魔王直属の幹部で、その一部は勇者ヒンメルの一行に倒されましたが、消息不明になっていたり、存命中に封印されたメンバーも存在します。
七崩賢のなかで、魔王討伐後も生き残っていたメンバーが、”断頭台のアウラ“と”黄金協のマハト“の2人です。
強大な魔力を持つアウラとマハト。
作中では、『魂の眠る地』を目指すフリーレンと対峙することになります。
かつては打ち勝つことが出来なかった相手ですが、フリーレンは新たな仲間たちと協力し、2人の魔族を打ち倒すことに成功しました。
魔王軍の生き残りの中でも、強大な力を持った2人を倒したことで、物語も佳境に入っていくのではないでしょうか?
葬送のフリーレン打ち切り休載の理由は?
元々、休載が多い『葬送のフリーレン』ですが、2023年4月5日の掲載以降は、無期限の休載に入っています。
連載再開したばかりなのに、また休載…
滅茶苦茶いいところで休載は悲し過ぎる…
作者の事情や体調が第一だから仕方ないけど…
アニメ化が決定したから、漫画を描く暇ないの?
休載を悲しむファンからは、様々な声が上がっています。
理由は公表されていませんが、休載が多い理由を3つ推察してみました。
- ネタ切れ
- アニメ化
- 作者の体調
葬送のフリーレン打ち切り休載の理由①ネタ切れ
斬新な内容かつ、舞台設定やキャラクター背景なども細かく描かれている『葬送のフリーレン』
他の作品とは一線を画した内容であるため、ストーリー展開を考えるのも一苦労でしょう。
多くのファンを魅了する作品を描くために、休載の期間があっても仕方がないのかもしれません。
葬送のフリーレン打ち切り休載の理由②アニメ化
2023年9月29日から、『葬送のフリーレン』のアニメ放送が決定しています。
作者がアニメ制作にどこまで関わっていくのかは、公表されていません。
しかし、監修や宣伝、企画や声優選びまで、アニメ制作に原作者がどの程度関わるかは作品によって異なります。
有名どころでいうと、富樫義博先生は『幽☆遊☆白書』のアニメ化にほとんど関わっていないと公言しています。
対して、『ONE PIECE』の映画では尾田栄一郎先生が監修を手掛けたこともあり、その期間は漫画の休載が頻発していたのも、記憶に新しいところです。
そのため、今回の『葬送のフリーレン』の無期限休載も、原作者がアニメ化にがっつり関わっているからと予想できます。
休載は残念ですが、そのぶんアニメ版に期待を持つことができますね!
葬送のフリーレン打ち切り休載の理由③作者の体調
原作者の体調不良で連載が止まるのは、よくある事です。
漫画の週刊連載は、私たちが想像できないほどに過酷な作業なのでしょう。
最近の週刊少年サンデーでは、『葬送のフリーレン』以外の作品でも休載が頻発しています。
“働き方改革”の一環で、原作者には無理をさせない方針なのかもしれません。
ですが、『葬送のフリーレン』の作者に関しては、体調不良などの情報は出ていません。
ファンとしては、作者が無理をせず、作品を描き続けてくれることを願うばかりです。
葬送のフリーレン結末ラストを考察!
『葬送のフリーレン』は、今後もファンを楽しませてくれることでしょう。
それでも、物語の結末が気になっている方も多いはずです。
現在までのストーリーから、結末を予想してみましょう。
葬送のフリーレン結末考察:フリーレンとヒンメルが再会⁉
勇者ヒンメルが老衰であの世に旅立ったとき、
「なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」
と言って、フリーレンは涙を流します。
人間とは違い、エルフ族は1000年以上生きるのが当たり前の種族です。
エルフ族のフリーレンにとって、人間の”生“はあまりにも儚く短すぎます。
そのため、フリーレンは人間について、あまり関心を持ってきませんでした。
そんなフリーレンですが、ヒンメルの死をきっかけに、人間を知っていこうと決意します。
ヒンメルと再び会話を交わすため、フリーレンは、死者の魂と対話ができるという伝承がある、魂の眠る地(オリオール)へと向かうことになりました。
かつてのヒンメルの言葉や、新しい仲間との交流を経て成長していくフリーレン。
ラストは、フリーレンとヒンメルの会話で締めくくるのではないでしょうか。
葬送のフリーレン結末考察:フェルンとシュタルクが結ばれる
魔王討伐の勇者パーティーには、フリーレンとヒンメルの他に、僧侶・ハイターと戦士・アイゼンの2人もいました。
そして、現在の魂の眠る地(オリオール)への旅には、
- フェルン 戦災孤児でハイターに育てられた少女
- シュタルク アイゼンの弟子の青年
の2人が加わっています。
ともに旅を続けるうちに、同年代の男女であるフェルンとシュタルクは互いに惹かれ合っていきます。
現在はまだ、相手に恋心を抱いていることを、フェルンもシュタルクも気づいていません。
今後、旅を続けることで精神的に成長していき、旅を終えた後に2人は結ばれると予想します。
葬送のフリーレン結末考察:フリーレンは旅を続ける?
フリーレンの旅の目的は、”ヒンメルと再会する“ことだけではありません。
“人間を知る“というのが、もう一つの目的となっています。
魂の眠る地(オレオール)に到達したあとも、”人間を知る“ために旅を続ける可能性が高いです。
そんな、フリーレンの新たな旅立ちで、物語を締めくくるのかもしれません。
まとめ:葬送のフリーレン完結してる?
『葬送のフリーレン』は完結してるのか、何巻何話までで休載しているかについて解説してきました。
また、どのような結末を迎えるかの考察もしてきましたが、みなさんの予想とは合っていたでしょうか?
葬送のフリーレン完結してるまとめ
- 『葬送のフリーレン』は未完で、2023年4月から無期限休載中
- アニメ化の準備のため休載していると予想
- 結末考察:フリーレンは魂の眠る地でヒンメルと再会、フェルンとシュタルクは結ばれる
- 結末考察:フリーレンは”人間を知る”ため、新たな旅に出る
魔王討伐後の勇者パーティーの後日譚という、異色のファンタジー作品である『葬送のフリーレン』
休載は多いようですが、今後も胸を打つ物語を届けてくれることでしょう。
アニメ放送も決定し、映像でもフリーレンたちの冒険を観れることに、今から楽しみでなりません。
種族間の感情の違いや命の儚さなど、『葬送のフリーレン』を読むと、様々なテーマを考えさせれます。
みなさんも是非、ご覧になってみてください!