子役時代から演技力に定評があり、ドラマや映画など数多くの作品に出演し数々の賞を受賞している伊藤沙莉さん。
SNSでは、ミステリと言う勿れでの演技が下手だと酷評されている記事を目にしますが、みなさんはどう感じましたか?
私は、下手だとは感じませんでした。
ではなぜ、そのような評価になったのでしょうか。
女優伊藤沙莉さんの演技力は上手いのか、下手なのか。
子役時代からの人気の理由とともに、調査していきます!
【伊藤沙莉のプロフィール】
- 【フリガナ】イトウ サイリ
- 【生年月日】1994/5/4
- 【血液型】A型
- 【身長】151cm
- 【出身】千葉県
- 【デビューのきっかけ】
9歳の時初めて受けた、デビュー作14ヶ月~妻が子供に還っていく~ - (日本テレビ)のオーディションに合格したのがきっかけ
- 【特技】ダンス/ピアノ/モノマネ
2003年、2つのダンスコンテストで優勝の記録をもっている
・ALL Japan Dance Contest(東京予選優勝)
・サンリオダンスコンテスト(キッズ部門優勝) - 【女優として】
・尊敬する女優は樹木希林
・機会に恵まれたら、韓国映画にも挑戦したい
・監督の松江哲明氏は、「頭がいい人で演出の先を読んでいる。俳優としての素質がある。人間観察力がある」などと語っている
- 伊藤沙莉の演技力は上手いのか、下手なのか
- 子役時代から現在まで、ドラマや映画に引っ張りだこの理由
- 伊藤沙莉のいい評判、悪い評判
もくじ
伊藤沙莉の演技力は上手い理由3つ!
子役時代からどんな役でもこなしてしまう、安定した演技力に定評があった伊藤沙莉さん。
演技が上手いといわれる理由は何でしょうか?
考えられる3つの理由をご紹介していきます。
- 自然な演技力
- リアルな演技力
- 迫真の演技力
①自然な演技力
X(旧Twitter)では、『自然な演技が印象的』
という投稿が、数多く寄せられていました。
シッコウ!!~犬と私と執行官~では、執行官ではなく執行補助者としてのアルバイト的な役柄だったため、執行官という型にはまらない演技やリアクションがとても面白く、自然体で間がいい伊藤沙莉さんの良さがよく出た作品になっていました。
個人的には、自然な演技力に加え織田裕二さんとのテンポの良いやりとりが、観ていて心地よかったです。
②リアルな演技力
伊藤沙莉さんの大きな魅力のひとつが、『リアリティ』
幼い頃父親が蒸発し、両親が離婚した経験があります。
家を追われた3兄妹は、母と母の姉の5人でボロボロのアパートに暮らしていました。
当時3枚の布団で家族5人寄り添って寝ていた生活が、みんなを近くに感じられて嬉しい!と持ち前の明るさで、どんな状況でも悲観的にならず生きてきた経験が、今の女優としてのリアルで圧倒的な演技力の原点になったのではないでしょうか。
そんな彼女の強さは、観ている人を元気にしてくれます。
③迫真の演技力
過去に出演した教室の女王・GTOでは、いじめっ子役を熱演し、『迫真の演技力』
と称されました。
上手すぎて素にしかみえない・ガチで怖いなど、演技力や表現力が高いからこそ、演技とは思えない迫真のシーンに引き込まれてしまいます。
いじめっ子として強烈なインパクトを残したため、その後何年もいじめっ子の役しかこなくなり、女優を続けていくことを思い悩んでいたこともあるそうです。
それだけ、迫真の演技力だったということですね。
伊藤沙莉の演技力は下手な理由2つ!
演技が上手いという事で定評がある伊藤沙莉さんですが、ミステリと言う勿れでは演技が下手と酷評されていました。
演技の幅が広く、今最も注目されている個性派女優の伊藤沙莉さんが、演技が下手だと言われた理由を、2つあげてみました。
- オリジナルの脚本がファンに違和感を与えた
- 演じたキャラクタ―に合っていなかった
①オリジナルの脚本がファンに違和感を与えた
実際に演技が下手と言われたのは、第10話でのことでした。
演じたのは刑事の風呂光聖子役です。
原作と異なるストーリーでアレンジが加えられており、ドラマの中の役どころがまったく違う印象を受けたため、ファンは違和感を感じ面食らってしまったようです。
原作では出番が少ない脇役のキャラクターという位置付けでしたが、ドラマではヒロインの設定で出番が大幅に増えていました。
ドラマオリジナルの脚本があまりにも原作と違っていたことが、ファンに違和感を与え演技が下手だと言われてしまった、一つの要因になっているようです。
②演じたキャラクタ―に合っていなかった
原作での風呂光聖子は、女性蔑視の残っている警察組織で負けじと働く有能な刑事でした。
しかしドラマの脚本では、気が利かず常にオドオドし上司から叱咤されているキャラクターとなっています。
どちらかというとハキハキと物を言い、気が強い役を演じてきた印象の強い伊藤沙莉さん。
原作ファンの方には、イメージが合わなかったと考えられます。
伊藤沙莉さんの演技が下手というよりは、制作側の思いが裏目に出てしまったということが原因のようです。
伊藤沙莉が売れたきっかけは?
2017年放送のNHK連続テレビ小説ひよっこで安部米子役を演じ、多くの人に知られるようになりました。
それまでは、学園ドラマに出演することが多かった伊藤沙莉さんですが、朝ドラに出演したことで、幅広い年齢層の方たちから声をかけてもらえるようになりました。
「おう、米子」
と役名で声をかけられることも多く、米子になりきることで彼女自身も楽しみながら演じていたようです。
女優として広く知られるようなった伊藤沙莉さんですが、雑誌CREAの取材で、「役柄ではなく伊藤沙莉として応援して頂けるようになったのは、2018年獣になれない私たちや2019年これは経費で落ちません!です。」
と語っていました。
朝ドラひよっこの出演が、彼女の女優人生を大きく変えたことは、間違いないですね!
伊藤沙莉子役時代からなぜ人気なのか理由を解説!
最近では、ドラマや映画だけでなくCMなどでも活躍している伊藤沙莉さん。
子役時代から現在まで常に人気でい続けるには、何か秘訣や魅力があるに違いありません。
その理由は3つの出演番組にありました。
- 14ヶ月~妻が子供に還っていく~
- 女王の教室
- 連続テレビ小説ひよっこ
①14ヶ月~妻が子供に還っていく~
当時9歳で演技未経験ながらオーディションに合格しました!
台本をもらっておらず、現場で声をかけた人物がたまたまプロデューサーだったそうです。
直前にセリフを覚えるという急な展開にも動じることなく、すべて頭に入れ合格をつかみ取り、芸能界への道を切り開きました。
この作品をきっかけに、お芝居へ興味を持ち本格的に演技の道へ進むことになりました。
彼女の記憶力の良さやどんな状況でも物怖じしない精神力、運までも味方につけてしまう底力は、逆境に強く生きてきた彼女にしか出来ない技かもしれません。
②女王の教室
女王の教室ではいじめっ子の役で、観ている人々に強烈なインパクトを残しました。
迫真の演技だった役柄の反響が大きく、その後何年もいじめっ子の役しか来なかったそうです。
一時は、「このまま一生誰かをいじめるのかなと不安になった」
と、女優を続けていくことへの不安を語っていました。
しかしいじめっ子として強烈なインパクトを与えつつも、彼女からにじみ出る人柄から、もしかしたら本当は優しい娘かもしれない、という印象を受ける人たちがいたことも事実です。
そんな彼女の愛らしい人柄が、子役時代からずっと愛され続けた理由の一つだとも言えます。
③連続テレビ小説ひよっこ
これまでの彼女の生き方をみると、明るくポジティブという印象しかありませんでしたが、初めて出演した連続テレビ小説ひよっこでは、NHKへの苦手意識を克服しマイナス思考のネガティブ人生を変えてくれたと語っていました。
いじめっ子としての作品のイメージがついてしまったことでつらい時期も過ごしましたが、ひよっこの安部米子を演じたことで、幅広い年齢層の方たちから反応をもらえるようになりました。
街中で米子として声をかけてくださるファンの方や、身近な人たちからの反応も彼女にとって自信になったようです。
ひよっこに出演して、ようやく自分の居場所が見つかった。
ここにいてもいいんだと思える特別な作品になったそうです。
伊藤沙莉の評判は?
今勢いにのっている女優の伊藤沙莉さん。
彼女のリアルで迫力のある演技は、観る人を虜にしてしまいます。
彼女が出ているというだけで、観たいと思う方も多いのではないでしょうか。
次に、伊藤沙莉のいい評判!悪い評判!についてご紹介していきます。
伊藤沙莉のいい評判
演技が上手くて大好き!
面白くてムードメーカー的存在で、クラスに一人はいてほしい。
みんなから慕われそう。
個性的で存在感がある。
天性の才能だと思う。
売れっ子なのに、気取らないところも好き!
個性的ですてきな声♡
ハスキーボイスがかっこいい。
声優やナレーションも良かったなぁ。
やはり、印象的な声についての評判は良かったです。
役柄によって合わないものもあるかもしれませんが、声優やナレーションをする上でも個性的な声は武器になりますね!
伊藤沙莉の悪い評判
女王の教室でのいじめっ子の演技が上手すぎて怖かった。
あそこまでリアルに演じられるのは、素だから?
役のイメージが強すぎる。
声があまり好きではないかな。
個性的な声だから、作品によっては伊藤沙莉さんの
イメージが強く出すぎる気がする。
伊藤沙莉さんの評判を調べた結果、悪い評判はほとんど出てきませんでした。
知名度が上がってくれば、同じく悪い評価を受けることもあります。
悪い評判も、演技力が高いがゆえ役の印象がついてしまったことが原因で、本当の意味での悪い評価とは言えません。
個性的な声については、好き嫌いが分かれてしまうのは仕方ありませんね!
私は、伊藤沙莉さんの印象深く、落ち着いた声が好きです。
まとめ:伊藤沙莉は演技が上手い!
結果、やっぱり伊藤沙莉さんは演技が上手い!
あの小さな身体に秘められた凄まじいパワーと、視聴者が引いてしまうほどの圧倒的な演技力は、これからも観ている人を楽しませてくれそうです。
個人的には、ドラマこれで経費は落ちません!と大豆田とわ子と三人の元夫のナレーションが大好きで、欠かさず観ていました。
2024年春からスタートのNHK連続テレビ小説「虎に翼」
魅力いっぱいの伊藤沙莉さんの演技を、毎朝観られるのはファンとしてとても嬉しいです♪