2024年4月29日発売の週刊少年ジャンプにて、呪術廻戦258話が掲載されました。
この記事では、最新話の掲載前に、258話の内容を予想・考察。
最新話の掲載後には、ネタバレ速報も紹介するので、ぜひご覧ください!
- 257話の振り返り
- 最新話のネタバレ速報
- 宿儺vs虎杖の今後を考察
もくじ
【呪術廻戦258話】前回の振り返り
宿儺はかつて、双子として生まれてくるはずでした。
飢えに苦しむ母親の胎内で、宿儺は飢えに耐えるため「片割れを喰った」と言います。
この時、宿儺に喰われた片割れが、巡り巡って羂索と番った。
このことが原因で、羂索の子である虎杖と宿儺の”魂の根源“は同じだというのです。
これを聞いた裏梅。
“虎杖が宿儺と同等の潜在能力を秘めているのでは?”
との危惧を抱きます。
「赤血操術」と宿儺の「御厨子」を駆使した虎杖は、攻撃の手をさらに強めていきます。
宿儺へ連続して「黒閃」を決める虎杖。
「御厨子」自体は、覚えたてで出力も低いため、宿儺には脅威ではないようです。
ここで再び、猪野が宿儺戦へと参戦。
七海の呪具を手に、来訪瑞獣の四番「竜」を放ちますが、宿儺に効果はありません。
しかし、「竜」によってできた宿儺の隙をついて、虎杖が連続して「黒閃」を叩き込みます。
さすがの宿儺にも、焦りが見え始めた様子。
宿儺の脇腹に、渾身の「黒閃」が直撃したところで257話は終わります。
【呪術廻戦258話】状況まとめ
キャラクター | 現在の状況 |
---|---|
両面宿儺 | 千年前の呪術師で、呪いの王。 特級呪物の指を虎杖が取り込むことで、受肉し現代に復活を遂げる。 その後、伏黒の肉体に受肉。 新宿決戦で五条を撃破後、呪術師たちと交戦中。 乙骨・真希・猪野・日下部を撃破。 ミゲル・ラルゥと交戦。ラルゥに黒閃を放つ。 ラルゥの「心身掌握(ハートキャッチ)」によって目線を奪われた隙に、虎杖の「黒閃」を打ち込まれる。 覚醒した虎杖に対し防戦一方に。 幾度も「黒閃」を打ち込まれ、追い詰められている状況。 |
禪院 真希 | 呪術高専京都校の2年生。 妹・真依の死をきっかけに、完全なる天与呪縛・フィジカルギフテッドを習得。 宿儺の黒閃が直撃したが、再度、ミゲルの加勢に入る。 |
虎杖 悠仁 | 呪術高専東京校の1年生。 元・両面宿儺の器。 反転術式によって、宿儺に受けた傷の治癒を試みるが吐血。 脹相より治癒のアドバイスを受ける。 ミゲルvs宿儺戦に参戦。 宿儺の弱体化を見て、勝利を確信する。 「赤血操術」を披露。 宿儺に「黒閃」を決める。 度重なる「黒閃」によって覚醒。 「御厨子」も扱えるようになり、猪野のサポートも受けて、渾身の「黒閃」を宿儺へと放つ。 |
脹相 | 加茂憲倫が生み出した特級呪物「呪胎九相図」の一番。 弟を殺した虎杖と野薔薇を狙っていたが、渋谷事変において虎杖を弟と認識。 その後は、虎杖や天元側に付くことになった。 新宿決戦にも参戦。 傷ついた虎杖に、呪力の循環に関するアドバイスを送る。 対宿儺戦に参戦。 宿儺の「黒閃」を受けるが、「血の鎧」によって防御。 |
乙骨 憂太 | 呪術高専東京校の2年生で、特級呪術師。 海外で活動していたが、死滅回遊より参戦。 仙台決壊で羂索を撃破した後、新宿決戦で宿儺と対決。 宿儺の斬撃を受け生死不明。 |
猪野 琢真 | 呪術高専東京校に所属する2級呪術師。 日下部とともに宿儺に奇襲を仕掛けるが、返り討ちに遭い建物の外へ落下。 七海の呪具を携えて、再び宿儺戦へと参戦。 虎杖のサポートを果たす。 |
日下部 篤也 | 呪術高専2年生の担任で、1級呪術師。 五条や冥冥に「1級術師の中で最も強い」と言わしめるほどの実力者。 作中では実力が明かされていない。 宿儺の「黒閃」によって真希が重症を負ったことで、宿儺との直接対決に挑む。 シン・陰流「簡易領域」によって宿儺と渡り合うが、一歩及ばず倒れる。 ラルゥの術式「心身掌握(ハートキャッチ)」によって救出される。 |
伏黒 恵 | 呪術高専東京校の1年生。 死滅回遊編にて、宿儺に受肉され器となる。 姉・津美紀の死亡によって心が砕かれ、心身ともに宿儺に乗っ取られる。 |
秤 金次 | 呪術高専東京校の3年生で、現在は停学中。 虎杖の説得によって死滅回遊に参加。 五条の敗北後、新宿決戦に参戦。 領域を展開し、裏梅の足止めを図る。 |
裏梅 | 宿儺に協力する呪詛師。 宿儺と同じ千年前の呪術師の一人。 領域を展開した秤金次と交戦中。 |
ミゲル & ラルゥ | ともに元・夏油一派。 乙骨の頼みで宿儺戦に参戦。 宿儺の「黒閃」を受けたラルゥだが、術式「心身掌握(ハートキャッチ)」によって虎杖をサポートする。 |
【呪術廻戦258話】考察予想!
最新話の内容や、今後の展開について考察予想を紹介します。
- 宿儺が本気を出す⁉
- 五条が語っていた「やることをやっておきたい」とは?
- 虎杖の術式は赤血操術に応用が利く⁉
- 秤が裏梅に勝利
- 釘崎の復活と術式
- 1級術師・宇佐美の登場
- 乙骨と虎杖が共闘⁉
- 冥冥の領域展開
宿儺が本気を出す⁉
“宿儺は本気を出していない”
人外魔境新宿決戦において、裏梅が発言しています。
虎杖に追い詰められつつある宿儺ですが、この発言からも、再び攻勢をひっくり返す展開になるのは間違いないでしょう。
虎杖の覚醒も気になるところです。
「黒閃」の連発によって、更なる覚醒。
両者の領域展開がぶつかる可能性もありそうですね。
五条が語っていた「やることをやっておきたい」とは?
新宿決戦の前における五条の発言、
「宿儺と戦う前にやることをやっておきたい…」
五条の語った”やること”は未だ明かされていませんが、自分が敗北したときを想定しての発言である可能性は高そうです。
高専の面々が強力な術師であることは確かですが、それでも宿儺の領域展開に対抗できるとは思えません。
発動に時間が掛かるなにかしらの術式を準備、全員が時間稼ぎのために戦っているとも考えられます。
実際、宿儺戦には未参戦の術師も多数いるのも事実です。
新たな術師の登場を期待したいところです。
虎杖の術式は赤血操術に応用が利く⁉
赤血操術をおぼろげながら習得しつつある虎杖。
“伏黒を救う”
それが、虎杖が宿儺と戦う目的の一つであることは間違いないでしょう。
現在、宿儺に受肉された伏黒の魂は、深く沈んでいます。
伏黒の復活を救う鍵。
それが、虎杖が新たに得るであろう術式である可能性が高そうです。
血と血が混じり合うことで魂に干渉できる。
真人の「無為転変」のように相手の魂に干渉することができれば、伏黒の魂を引き上げることも可能かもしれません。
秤が裏梅に勝利
秤と裏梅の戦闘は、未だ決着が着いていない状況です。
裏梅の強さは、渋谷事変の際に明らかになったように、非常に強力なものでした。
仮に裏梅が宿儺と合流してしまうと、形成は一気に逆転してしまいます。
高専側の術師は、みなが既に満身創痍の状態です。
この時点で裏梅が合流することは、さすがにないのではないでしょうか。
秤が命を賭して、裏梅に勝利すると思われます。
釘崎の復活と術式
現在、死亡されたとされている釘崎ですが、宿儺戦で再登場する可能性も0ではありませんん。
新宿決戦の前、
「宿儺と戦う前にやることをやっておきたい…」
こう五条が語っており、釘崎復活への伏線とも考えられます。
釘崎が真人に渋谷で殺されたときには、宿儺は復活を果たしていませんでした。
ここで鍵になるのが釘崎の術式「芻霊呪法(すうれいじゅほう)」です。
対象が欠損した部分に、藁人形とともに釘を打ち込むことで、対象にダメージを与える。
「芻霊呪法(すうれいじゅほう)」の技の一つ「共鳴り」の能力です。
宿儺の指にこの術式を使用すれば、大ダメージを与えられることは必至。
回復した宿儺の心臓に、再びダメージを与える展開が考えられそうです。
1級術師・宇佐美の登場
「最強の1級術師は誰か?」
この問いに対して日下部は
「俺と宇佐美以外…」
と答えています。
いまだ作中では未登場の人物である宇佐美。
宿儺戦という土壇場で名前が挙がったことに、意味がないとは思えません。
日下部と同じ1級術師ですから、五条や九十九由基ら特級呪術師の強さには及ばないでしょう。
とは言え、日下部の口ぶりからすると、自分と同等に考えているように見えます。
そうであれば、宿儺に対抗できる強者である可能性は高そうです。
謎の人物・宇佐美が、高専側の味方として登場するのではないでしょうか。
乙骨と虎杖が共闘⁉
戦線を離脱した乙骨ですが、その生死は現在、不明なままとなっています。
しかし、倒れた乙骨を憂憂が救出したこともあり、生きている可能性が高そうです。
また、乙骨が倒れたときにリカが消滅しなかったことも生存を示唆しています。
再度、宿儺戦へと参戦。
ともに五条の愛弟子である乙骨と虎杖。
2人の共闘という熱い展開が期待できそうです!
冥冥の領域展開
五条・夏油らの先輩であり、一級術師である冥冥。
現在、術式「黒鳥操術」によって、宿儺戦を配信しています。
金さえ積めばどんな任務でも受ける。
徹底した拝金主義者である冥冥は、宿儺戦すらも金儲けの手段として利用しているようです。
自身も賭けに参加しており、高専側の勝利にベット。
高専側の敗北を防ぐために、宿儺戦で真の実力を発揮してくれるかもしれません。
冥冥の実力はいまだに未知数であることも事実です。
宿儺戦において、冥冥の領域展開を拝むことができるかもしれません。
【呪術廻戦258話】ネタバレ最新確定速報!
「黒閃」によって反転術式回路を構築。
失われた腕の回復を目論んでいた宿儺ですが、虎杖の7度に及ぶ「黒閃」によって目論見は失敗に終わります。
腕は未再生のまま、宿儺が領域展開「伏魔御厨子」を発動。
ここまで放った「黒閃」によって、出力の落ちていない領域展開を再現します。
反転術式
ここで場面は、高専での回想へと移ります。
「反転術式で肉体を再生するとき、失った血液はどこから補填している?」
脹相の問いに対して、
「呪力を血液に変換してるんだよ」
家入が答えます。
ここから脹相が導きだした結論は以下の通りです。
- 反転術式で自分を治療できても、他人は治せない術者が多い
- 原因は、勝手が違うこと、相手が拒絶反応を起こすため
- 脹相は血液を呪力に変換できる体質
- 虎杖も脹相と同じ体質を獲得できる
- このことによって、反転術式のネックである膨大な呪力消費をカバーできる
入れ替え修行
以前、虎杖と日下部が入れ替わっていたのは、「入れ替え修行」のシーンだったのです。
この「入れ替え修行」を可能にしていたのが、憂憂の術式でした。
「対象の空間移動」が憂憂の術式で、対象は”魂”にまで及びます。
つまり、虎杖の“魂”を他の術師へと移動。
それぞれの術師の持つ、呪力操作や術式等を、体で覚えさせると言うのです。
初めの「入れ替え修行」の対象として声を挙げたのが、日下部でした。
日下部の呪力操作。
そして、シン・陰流の「簡易領域」を虎杖に叩き込むと言います。
開(フーガ)
シン・陰流「簡易領域」によって、「伏魔御厨子」の斬撃を、虎杖が撃ち落としていきます。
すべての斬撃を防ぐことはできず、傷を負っていく虎杖。
しかし、宿儺の領域展開には様々な縛りがあったため、発動から99秒後に消滅しました。
耐えきったー
安堵する虎杖ですが、ここで宿儺が「開(フーガ)」を発動します…
まとめ【呪術廻戦258話】ネタバレ最新確定速報!
呪術廻戦258話の最新確定速報をお届けしました。
虎杖の覚醒の度合いは、増々加速していますね。
次回は、虎杖の更なる進化が見られるのか、もしくは宿儺の本気が発動するのか、非常に気になるところです。
最新話の掲載後には、ネタバレ速報をお伝えします!
次回の呪術廻宣本誌ジャンプ21号は、
2024年5月6日発売予定です!