ラノベが原作で、大人気漫画作品である『薬屋のひとりごと』。
2023年にアニメ化も決定し、話題沸騰の作品となっています。
中国の架空の国が舞台で、後宮に勤める猫猫(マオマオ)が本作の主人公です。
猫猫は自身の持つ薬学の知識を駆使して、王宮内で起こる不可思議な事件を解決していきます。
そんな大人気作品である『薬屋のひとりごと』ですが、漫画版が2種類あることをご存じでしょうか?
などの疑問が浮かんできます。
そこで今回は、『薬屋のひとりごと』について、
漫画版はどっちも内容は一緒なの?
どっちが人気ある?
- 漫画版はなぜ2つあるのか?
- 漫画版はどっちが人気なの?
- おすすめはどっち?
これらの疑問について、調査してみました。
漫画版2種類の違いや特徴も紹介しながら、それぞれのおすすめポイントも紹介していきます。
もくじ
薬屋のひとりごとどっちが人気?
2023年6月現在、『薬屋のひとりごと』は、シリーズ累計発行2100万部という驚異的な人気を誇っています。
2011年から小説投稿サイト『小説家になろう』で掲載が開始。
じわじわと口コミが広がっていき、1年も経たずに書籍化されます。
さらに、2017年には『月間ビッグガンガン』と『月間サンデーGX』の2誌から、立て続けに漫画版の連載が開始されました。
小説版・漫画版2種類ともに、現在も絶賛連載中です。
「薬屋のひとりごと」どっちが売れてる?
2つの漫画雑誌で連載されている『薬屋のひとりごと』ですが、売上に違いはあるのでしょうか?
サンデーGX版 累計発行800万部
ビッグガンガン版 累計発行700万部
このような結果となっていて、サンデーGX版のが100万部も多く売れていることがわかりました。
これがどれだけ驚異的な数字なのか、他のコミカライズされたラノベ作品と比較してみましょう。
2021年にアニメ化され、一世を風靡した『無職転生~異世界言ったら本気だす~」。
『無職転生』は昨年、累計発行部数が1000万部を突破しました。
また、ラノベの金字塔である『涼宮ハルヒ』シリーズ。
『涼宮ハルヒ』と言えば、アニメ化もされ劇場版も公開、一大ブームを引き起こしました。
『涼宮ハルヒ』の累計発行部数は、2018年に2000万部を突破しています。
ここで再び『薬屋のひとりごと』についてです。
『薬屋のひとりごと』は、現時点でシリーズ累計発行部数が2100万部となっています。
アニメ放映前に、この売上を達成したラノベは未だかつてありません。
いかに、注目されているかがわかります。
薬屋のひとりごとSNSの反応は?
大人気の『薬屋のひとりごと』ですが、SNSではどんな反応があるのでしょう?
薬屋のひとりごとは面白い。
漫画版、2つともハマって読んでる。
漫画版の2種類とも呼んでいる方もいるようです。
母親の描写がスクエニ版は原作通り故人として扱ってるのに対し、小学館版は廃人だけど存命のまま登場してるのよね。
原作をそのままコミカライズした漫画版ですが、多少の違いはあるようですね。
ペースが遅すぎてイライラしてる。
3年後に買うべきだったかも。
『薬屋のひとりごと』漫画版の発売ペースは5~8か月に1冊です。
発売ペースに不満を持っている方もいるようです。
薬屋のひとりごとアニメいつから?
まだ続報ないのかー。
ずっと気になってる。
待望のアニメ化で、待ちきれないという意見が多かったです。
「薬屋のひとりごと」なぜ2つあるの?
『薬屋のひとりごと』の漫画版は、なぜ2つのシリーズがあるのでしょうか?
1つの原作シリーズを、異なる出版社でコミカライズしたのはなぜか?
その理由や、それぞれの違いを調べてみました。
薬屋のひとりごと内容の違いを比較!
漫画版の連載開始時期は以下の通りです。
スクエアエニックス『月間ビッグガンガン』・作画:ねこくらげ
2017年5月25日連載開始
小学館『月間サンデーGX』・作画:倉田三ノ路
2017年8月19日連載開始
数か月の違いはあるものの、ほぼ同時期に連載が始まっていました。
漫画版が2つある理由については、公式でも未発表となっています。
さらに、2つの漫画版はどちらも、原作を忠実にコミカライズしているのです。
そこで、2作品にどのような違いがあるのかを、調べてみました。
ビッグガンガンコミック版
『ビッグガンガン』版の特徴の一つとして、主人公の猫猫が幼めに描かれている点が挙げられます。
猫猫の可愛さを際立たせていて、よりアニメ寄りの作画になっています。
また、キャラクターの描写や、背景などの細かい描写が丁寧というのが、もう一つの特徴です。
キャラクター(特に猫猫)重視の作画やコマ割りのため、サンデーGX版よりもストーリー進行が遅めになっています。。
サンデーGX版
『サンデーGX』版ではサブタイトルが付けられて、
『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳』
となりました。
また、『ビッグガンガン』版の作画がアニメチックであったのに対して、『サンデーGX』版では、キャラクターがスタイリッシュで大人っぽく描かれています。
構成やコマ割りに関しては、よりストーリー重視となっていて、謎解きの推理なども『ビッグガンガン』より分かりやすいです。
「薬屋のひとりごと」どっちがおすすめ?
『ビッグガンガン』版と『サンデーGX』版のどちらがおすすめかは、一概には言えないというのが正直なところです。
どちらも読んでほしいのですが、各特徴をふまえて解説します。
まだ読んだことのない人は、選ぶ際の参考にしてみてください。
ビッグガンガンコミック版がおすすめな人
『ビッグガンガン』版がおすすめな人は、以下の通りです。
可愛いイラストが好き
作画を楽しみたい
作品をじっくり楽しみたい
キャラクター描写が重視で、比較的ストーリーがゆっくり進むのが『ビッグガンガン』版です。
作画やキャラクター重視の方は、『ビッグガンガン』版から読むのがおすすめでしょう!
サンデーGX版がおすすめな人
『ビッグガンガン』版がおすすめな人は、以下の通りです。
サクサク読みたい
ストーリー重視
謎解きをメインに楽しみたい
ストーリー重視で、原作の内容に忠実に描かれているのが『サンデーGX』版です。
謎解きや伏線が細かく描かれているため、ミステリー要素を楽しみたいかたには、『サンデーGX』から読んでみましょう!
まとめ:「薬屋のひとりごと」どっちが人気?
アニメ放映も決定して、話題沸騰中の『薬屋のひとりごと』!
『薬屋のひとりごと』の漫画版がなぜ2つあるのか、どっちが人気なのかについて紹介してきました。
どっちが人気?
『サンデーGX』版の方が100万部多く発行されている。
漫画版はなぜ2つあるの?
2つある理由は未発表。
原作者も不明だと述べている。
漫画版2つはどちらがおすすめ?
キャラクターや作画重視の人は『ビッグガンガン』版、ストーリー重視の人には『サンデーGX』版がおすすめ。
という結果になりました。
先日、2023年中にアニメ放映されることが発表されて、PVも観ることができます。
短いPVでしたが、グラフィックの華麗さや重厚な音楽が、期待を膨らませる内容となっていました。
アニメ版の放映日はまだ決定していません。
『薬屋のひとりごと』をまだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください!