マッシュから最強のグーパンを喰らったイノセント・ゼロでしたが、瀕死状態ながらも時を戻す魔法を使い、負けた過去をやり直そうとします。
だがしかし、戻しても戻してもマッシュに打ちのめされる未来へと繋がります。
傷だらけイノセント・ゼロは何度か繰り返すうちに、何度繰り返してもマッシュに邪魔をされることに気づきます。
イノセント・ゼロ自身の回想が始まり、不老不死にこだわるようになった過去を振り返るイノセント・ゼロですが、回想場面すら遮って攻撃を繰り出すマッシュ。
「ホエルボディ魔法 ギャラクシー クラッシュ」
の筋肉魔法でイノセント・ゼロを地面に沈めるのでした。
159話のネタバレはこちら▶️「マッシュ・バーンデッドと時を戻す魔法」
もくじ
マッシュル160話ネタバレ!
それでは、マッシュル最新160話のネタバレ確定速報をご覧ください。
ついに倒れたイノセント・ゼロ
マッシュに地面へと沈められたイノセント・ゼロは本来の姿に戻り、放心状態になります。
「やった…ついに…」
「ついに倒した…」
世界のみんなが勝利を確信し、盛り上がりを見せる中、「ん?」
と一人の男性が空を見上げます。
黒い闇サーズ
その視線の先には、みんなで止めていたあの大きな闇魔法サーズの塊でした。
「!?みんなで止めてたはずのサーズが…!?」
「倒したはずなのに…!!なんで消えていないんだ……!!」
みんなが信じられない光景を目の当たりにする中、イノセント・ゼロがこう話します。
「私のサーズは特別だ…」
「私を倒しても消えやしない」
「闇が全てをのみこみまではな…」
「さぁどうするマッシュ・バーンデッド……」
「この魔法は触れれば全てを闇でのみこむ 自慢のパワーではどうすることもできない」
「防ぎきれるか?」
「それとも全員のためにその身を犠牲にするか……」
「貴様の答えを出してみろ」
瀕死状態になりながらもマッシュに命を捧げることを選択させるような言い方をします。
次々くる絶望
「…そんな…」
「やっぱりダメなんだ…」
「もう世界は終わりだ…」
最大級の闇魔法サーズを魔法の使えないマッシュにはどうすることもできないと、世界のみんなは落胆します。
「…結局…」
「ハッピーエンドは力ずくで手に入れるしかないんすわ」
すました顔をしてこう言い放ったマッシュは瞬時にイノセント・ゼロの前から姿を消します。
姿を消したマッシュ?
「どこにいったんだ!?」
と世界のみんなが騒ぐ中、世界の端に立ち水辺に向かって行こうとするマッシュの姿がありました。
「あそこは…海!?」
綺麗な入水を見せるマッシュを見て、「一体何を…!!」
とわけがわからない世界のみんな。
“ガシ”
とマッシュが掴んだのは、魔法世界の陸。
バシャバシャとものすごい勢いでバタ足をし、水しぶきが高く上がります。
グラグラと揺れ出す、陸が少しずつ動いているのでありませんか。
動く大陸
そんな様子に「えっ…動(うご)……」
と信じられない様子のフィン。
「動いてる!!大陸ごと…!!」
「……アレは」
「……大陸ビート版だ!!」
とドットに支えながら負傷したランスがすました顔で言います。
「なんでそんな澄ました顔で意味分かんないこと言ってんのランスくん そんな感じじゃなかったよね」
と大きなツッコミをするフィン。
「奴はバタ足で大陸ごと動かすことで……魔法を……よける気だ…!!」
必死にバタ足をするマッシュの後ろには今にも落ちそうなサーズの姿が。
「説明されてもよくわかんないよ!!」
ともっともな意見を言うフィン。
また新たな絶望
そんなことを言っているうちにサーズは海に落ち、落ちた衝撃で大きな津波が起こります。
その津波は大陸に向かっていき、「ダメだ!!魔法は回避できても津波が!!!」
と新たな絶望に世界中の人たちがパニックになります。
「杖かりますね」
またすました顔をし、瞬足でイノセント・ゼロの前に戻ってきたマッシュはイノセント・ゼロの使っていた杖を拝借していきます。
そんなマッシュの姿を見たイノセント・ゼロはよくわからない顔で一点を見つめます。
『!?どういうことだ!?こいつ…魔法が使えたのか…!?』
『……まあいいどちらにしろ並の魔法じゃこの津波はどうすることも…』
絶望の回避
そうイノセント・ゼロが思っているうちにマッシュは全身に力を入れ、イノセント・ゼロの杖を大きく持ち上げます。
スゥ…
と長く細い息を吸い込むとフンという気合いと共にイノセント・ゼロの杖を振り下ろしました。
なんと、イノセント・ゼロの杖を大きなうちわのように使い、津波をぺろんと跳ね返してしまったのです。
跳ね返った反動で水しぶきが上がり、その水しぶきは雨が降ったようにコメディに描かれた信じられない表情のイノセント・ゼロに綺麗にかかります。
『え?え………え?え?えーーー?』
『はじめて見たーー…魔法の杖をそうやって使う人……』
もはや信じられないことが起こりすぎ、本来の表情を失ってしまうイノセント・ゼロ。
それとは裏腹に魔法世界には綺麗な虹がかかります。
綺麗な虹を見て思わず「キレイだね」
と普通に会話をするフィンとドット。
完全大勝利!!
スタスタとみんなの元に戻ってくるマッシュの頭上に何かが落ちてきます。
ベチョとマッシュの頭の上に乗ったのは、海にいたであろうかわいいフォルムのタコでした。
「やった…!!勝ったぞ!!」
と歓喜し、大盛り上がりを見せるみんなの中でいつものように冷静なマッシュは
「一件落着ですな…」
汗を拭う姿でこう話すのでした。
まとめ:マッシュル161話ネタバレ考察・感想
ついに長きに渡るイノセント・ゼロとの戦いに完全大勝利で終止符を打つことができました!
今回も度重なる絶望に、一体マッシュはどうやって立ち向かっていくのだろうと思うシーンが度々ありましたが、予測できない最強筋肉魔法で全て回避していきました。
前回でイノセント・ゼロ自身は命を諦めかけたように見えたのですが、魔法が継続されていたこともあり、それを止めたければ自分に命を捧げろとマッシュを試すような場面もありましたね。
「まだ不老不死にこだわるのか!?」
と正直思いました。
でも、マッシュは負けませんでした。
今思えばマッシュはどの戦いでも一度は攻撃を喰らい、苦しい表情を見せることもありましたが、その後はすました表情で冷静に戦い方を判断していたように思います。
自分の筋肉と勝利だけを常に信じているからこそできることでしょうか。
次回こそはマッシュが捨てられた謎が判明すると良いのですが、このままいくと謎は解明されないまま終わってしまうのかなとも感じます。
完全勝利したマッシュたちですが、イノセント・ゼロは命を絶ったわけではないので、今後どうしていくのかが気になります。
それにしても今回のセンターカラーかっこよかった…。
また次回が楽しみですね。
次回のマッシュルジャンプ本誌161話は6月26日発売30号です!
次回はどんな展開が待っているのでしょうか、要チェックです!