レンタルマーダー全話ネタバレ！復讐代行者の正体は？

「レンタル・マーダー～復讐のプロ、お貸しします～」は、コミックシーモアで先行配信されている、”復讐代行”がテーマの「スカッと系」漫画です。

イジメを受けている高校生が主人公の、よくある展開の作品かと思いきや、

• “復讐代行者”と名乗る、謎の女が主人公を助ける
• 失踪した主人公の妹が、大きな事件に巻き込まれている

のような独特のストーリーが展開されていきます。

復讐代行者がいじめっ子を成敗する様や、先の読めない展開などもあり、人気を博している作品です。

そんな「レンタルマーダー」の最新話までのストーリーを、ネタバレ紹介していきます。

同時に、”復讐代行者”の正体や、主人公の妹の行方についても考察してみました。

レンタルマーダーあらすじ

「レンタル・マーダー」昨日の先行配信の1位に続き、本日は「青年マンガ」のほうでもついに1位に!!!褒めてください😆😆😆#レンタルマーダー#コミックシーモア #漫画 #ミステリ pic.twitter.com/J2oRhhHCTI

— 加藤屋大悟/レンタル・マーダー【作画担当】 /「最強暗殺者、クラス転移で異世界へ」【ネーム担当 (@KatouyaDaigo) November 28, 2023

コミックシーモアでは2023年11月現在、「レンタルマーダー」を、

• 1～２巻：無料
• 3巻：1円

で読めるキャンペーンを実施中です。

この記事では、有料の4巻～最新巻のネタバレを紹介していきます。

「レンタルマーダー」1～２巻あらすじ

主人公の真白は、学校でのイジメに耐える高校生です。

親もおらず、教師にまで見捨てられている真白。

そんな真白ですが、妹の雪乃というたった一人の家族を守るために、どんな苦しみにも耐えてきました。

妹と手を取り合い、苦しみながらも幸せに生きてきた真白でしが、ある日突然、絶望の淵に落とされることになります。

“雪乃の失踪”

妹の失踪の原因がわからず呆然自失となる真白でしたが、イジメの主犯格マリナの一言に衝撃を受けます。

「やっぱ雪乃ちゃんいなくなると、張り合いないね」

雪乃の失踪がマリナの仕業だとわかったものの、真白に助ける術はありません。

藁にも縋る思いで真白が手を出したのが、復讐代行サービス「レンタルマーダー」でした。

「復讐するんでしょ？」

レンタルマーダーから派遣された謎の美少女・聖花とともに、真白の復讐が始まります。

翌日より、聖花から渡されたボイスレコーダーを身に着け、真白は学校に通います。

ボイスレコーダーによって、イジメの音声を収集することが目的です。

音声収集と並行して、聖花は“イジメ告発用のSNSアカウント”を真白に作らせます。

「ネット民に加害者を特定させて、大炎上を起こさせる」

イジメの実態を世間に知らせ、いじめっ子たちを社会的に制裁するというのが聖花の作戦でした。

日々着々と”イジメの証拠”を集めていく真白。

用心深いマリナだけは、真白の挙動が普段と違うことに気付き、シンヤに真白のボディチェックを命じます。

絶体絶命の真白でしたが、

「あたしも一緒に遊びたーい！」

と、制服を着た聖花がやってきます。

「レンタルマーダー」ネタバレ3巻

「誰？あんた」

怪訝そうに訊くマリナ。

自分は一年生で、以前からマリナたちに憧れていたと、聖花は答えます。

証拠集めのため、イジメ現場に直接赴いた聖花。

主犯格でありながらガードの硬いマリナを見て、

「マリナは親や学校にいじめがバレてもダメージがない何かを持ってると同時に、バレたら大ダメージな何かを持っている…」

聖花がそう予想します。

聖花がイジメに加わることで、アイリとシンヤの言質を取ることに成功。

しかし、マリナだけはなかなか尻尾を出しません。

そんな中、聖花はアイリのSNSアカウントの特定に成功。

さらに、シンヤの家庭環境や就職先を自力で特定しました。

とある暴露系ユーチューバーに、アイリとシンヤのイジメをリークすることで、彼らの炎上を企てます。

作戦は成功し、アイリとシンヤのSNSは炎上することになります。

「レンタルマーダー」ネタバレ4巻

SNSの炎上によって、ツテによって決まっていたシンヤの就職話は破談になります。

学校にはイジメに関する問い合わせや抗議の電話が、ひっきりなしに掛かってくる状況です。

焦るアイリがマリナに電話を掛けますが、マリナに焦る様子はありません。

この前日、聖花はある予言をしていました。

「明日からの世界は、全く違うはずだよ」

聖花の予言は以下の３つでした。

• 同級生からの謝罪
• 加害者の欠席
• 教師からの謝罪

真白が登校すると、聖花の予言通りマリナ・アイリ・シンヤの3人は欠席。

同級生たちからの謝罪も受けます。

しかし唯一、教師は誤魔化すのみで、真白への謝罪はしませんでした。

その頃、学校の前をうろついている他校の生徒を見つけた聖花。

この生徒に話を聞くと、かつてアイリに“パパ活”を斡旋してもらっていたと告白。

今回の騒動で過去のパパ活がバレてはまずいと、様子を見に来たとのことでした。

アイリの思わぬ情報を得て、聖花はニヤリと笑みを浮かべます。

自宅で家族と団らんしながらも、不安に駆られているアイリ。

そこに現れたのが、教師に扮した聖花でした。

「アイリさんがクラスメイトをいじめている件で、ご両親にお話しがあって参りました…」

「レンタルマーダー」ネタバレ5巻

娘がイジメをしている事実を、アイリの両親は信じません。

そこで聖花は、イジメ現場を撮影した動画を両親に見せます。

風向きが変わるかと思われましたが、それでも両親はアイリをかばいます。

聖花が畳みかけるように、真白の暴行跡の写真や、アイリや両親が誰一人として謝罪の一言を発していないことを指摘。

ばつの悪くなった両親は、怒りを露わにして部屋を出ていきます。

2人きりになった聖花とアイリ。

教師の正体が聖花だと、アイリが気付きます。

強がるアイリですが、聖花の”パパ活斡旋”の一言に凍り付きます。

聖花の脅しに屈し、アイリは告白を始めました。

• 指定の文章を指定の女の子に送るだけで、月に10万円稼げるバイトがあると紹介された
• バイトを紹介してきたのがマリナであった

これを聞いた聖花は、へぇと不敵な笑みを浮かべます。

「レンタルマーダー」ネタバレ6巻

1年前、絶対に安全だとマリナに言われ、アイリはパパ活斡旋を始めました。

聖花の推理では、このバイトでマリナはアイリよりも上流に位置います。

仮に摘発を受けても、アイリのような末端の人間が逮捕されるだけで、自分は逃れられる地位にいると予想します。

真白の妹もパパ女子の一人なのかと聖花が訊きますが、アイリは知らないと言います。

いつものようにパパ活を斡旋するため、アイリが声を掛けた少女が雪乃でした。

そのことをマリナに伝えると、アイリには帰るように言われ、その1週間後に雪乃が失踪したとのことです。

ここまで話し終えて、マリナへの怒りをアイリが露わにします。

そこで聖花が、

「マリナを地獄に落とす手伝いしてくれない？」

と提案します。

事の次第を、聖花が真白に報告。

マリナたちへの社会的制裁と、妹を救い出すことを、真白は改めて決心します。

同じ頃、アイリはマリナに会いに行っていました。

新しいパパ活斡旋の情報をマリナに報告。

今回アイリが斡旋した少女こそが、女子高生に変装した聖花だったのです。

「レンタルマーダー」ネタバレ7巻

今回のイジメの件を受けて、アイリは2週間の停学処分、シンヤは退学処分を校長に命じられます。

マリナの処遇をシンヤが尋ねますが、シンヤに罪を被せることでマリナはお咎めなしです。

絶望に落とされたシンヤ。

そこで突然、校長室の扉がガラッと開きます。

入って来たのは担任の佐々木でした。

なにやら焦っている様子の佐々木。

その場でガスマスクを被り、シンヤたちに向けて催涙スプレーを噴射しました。

前日の夜、佐々木の待つラブホテルに、女子高生に扮した聖花がやって来ます。

佐々木は教師でありながら、パパ活で女子高生を買っていたのです。

言葉巧みに、佐々木の情報を引き出す聖花。

一通りの情報を聞き出したところで、聖花が佐々木を脅します。

「売春がバレて破滅するか、私に従うか…」

保身のため聖花に従う佐々木が、シンヤたちの視界を奪います。

この場には聖花もいて、校長に話を聞きます。

• 校長が佐々木にパパ活を紹介した
• 校長がパパ活していることを知られ、マリナに脅されている
• マリナは過去にもイジメをしており、3人の自殺者が出ている
• 県議会議員であるマリナの父親から賄賂を受け取り、マリナを入学させた

校長の告白と聖花の推理によって、これらの新事実が明らかになります。

その頃真白はというと、交番で紛失届を提出しているところでした。

自分のスマホを捨てて紛失届を提出、渡された別のスマホを使うよう聖花に指示をされていたのです。

電話で会話している真白と聖花。

このままスピーカーで聞き続けるようにと、聖花が真白に言います。

「レンタルマーダー」ネタバレ8巻

校長のメッセージを受け、嫌々ながらも学校へと向かうマリナ。

マリナが校長室へ入ると、そこで待っていたのは聖花でした。

気絶させられていたマリナが、目を覚ますと、自分が拘束されていることに気付きます。

危機的な状況でも余裕の表情を保つマリナ。

そんなマリナに聖花は、マリナが陥っている状況を説明します。

• 倒れているシンヤにはアルコールを摂取させている
• 聖花はシンヤを起こし、その場から逃げる
• 酔っているうえ、マリナに恨みのあるシンヤが、マリナを暴行する可能性が高い

ここまで説明しても怯まないマリナの頬に、聖花は生きている蛭を付着させます。

それでもなお、自分の正当性を主張するマリナ。

そんなマリナの顔面を、聖花が思いっきりぶん殴りました。

「被害者にいじめられる原因があっても、いじめていい理由じゃない」
「人が人をいじめる正当な理由なんて存在しないの」

さらに聖花は、マリナの父親の悪事（不倫・元部下への暴力・家政婦への性暴力）の証拠を突きつけます。

これらの証拠を週刊誌にばらまく…

さすがのマリナも心が折れ、雪乃やパパ活の真相について告白します。

• 雪乃の居場所は知らない
• 雪乃が反抗的だったため、仕事仲間の「カザマ」という男に相談した
• カザマに真白を20万で売った

ここまで聞いた真白が、

「そいつを今すぐ殺してください」

と聖花に頼みます。

真白の依頼通り、聖花がマリナを殺害します。

その後、シンヤとアイリはマリナ殺害の容疑で逮捕されることに。

佐々木は暴行で逮捕、校長も収賄罪で逮捕されます。

真白は犯行時刻に紛失届を出していたため、疑われることはありませんでした。

しばらくして、真白は聖花に呼び出されました。

殺害の依頼料1000万円を、レンタルマーダーで働いて返すよう伝えられたのです。

「レンタルマーダー」ネタバレ9巻

「この男を殺してください…」

レンタルマーダーに新たな依頼人・芽衣子がやって来ました。

芽衣子と夫は仲睦まじい夫婦で、不妊治療に専念するため芽衣子は休職していました。

ある時、夫が疲れた表情をしていることに芽衣子が気付きます。

夫は気丈に振る舞いますが、夫の様子は徐々に変化していったと芽衣子は言います。

帰りが遅くなったり、酒量も増えるようになり、ある時には浴室で一人泣いていたこともあったそうです。

3か月後、突然の悲劇が芽衣子を襲います。

夫が会社のビルから飛び降り自殺をしたのです。

夫の死後、芽衣子が誠司のスマホを見ると、そこには鷹野から誠司にあてた罵詈雑言のメールが大量に残っていました。

会社を問い詰めますが、返答のメールにはパワハラの事実を認めない内容が記されているのみです。

芽衣子は弁護士にも相談しますが、証拠がないことや遺書にもパワハラを示す記載がなかったため、裁くのは難しいとの返答でした。

そこで芽衣子が出した結論が、

「私がすべきことは裁判じゃなくて、夫の仇をうつことだ」

というものでした。

この決意のもと、鷹野龍太郎の殺害依頼をするためレンタルマーダーを訪れたのです。

殺害料の1000万円を払うため、芽衣子は殺害のターゲットを鷹野と自分の2人を指定。

殺害後、自分の心臓を売って支払うと言います。

そこで聖花が、まずは20万円で社会的制裁を加えてみないかと提案。

芽衣子がこの案に乗り、復讐代行がスタートします。

芽衣子が帰ると、店長と呼ばれる男・映美が真白に自己紹介をしてきました。

レンタルマーダーで働くことになった真白の処遇について、映美が説明します。

• レンタルマーダーにきている3億円の依頼のターゲットがカザマと呼ばれる男である
• 真白の未払い金を猶予する代わりに、レンタルマーダーで働かせる
• カザマについて単独行動や隠し事をしたら、即未払い分を取り立てる

こうして真白は、妹を助けるためレンタルマーダーで働くことになりました。

まとめ：レンタルマーダーあらすじ・ネタバレ！

仕事してると定期的にレンタルマーダーの中村アイリになりたくなることあるな pic.twitter.com/8BCphhHb6T

— けうけげん (@keuaporo) September 3, 2023

「レンタルマーダー」の最新話までネタバレ、また今後の展開を考察・予想してきました。

真白の復讐は幕を閉じ、新シリーズからは真白の復讐代行屋としての活動が描かれていきます。

加えて、カザマの正体や、雪乃の行方にも言及していくことになるのでしょう。

まだまだ謎の多い「レンタルマーダー」の今後から目が離せませんね。