「時をかける少女」は小説が始まりで、ドラマや映画、そして日本にとどまらず世界でも人気の超人気作品ですね!
「時かけ」は物語に謎が多く、解明できていないこともあり、それもまた視聴者の私達を楽しませてくれています。
そしてイケメンの千昭と真琴の会話のやりとりにもキュンしちゃう場面がたくさん出てきますね!
千昭は、未来から過去(物語では現代)にきたワケは、ある絵を見たかった理由がありました。
アニメーションで解決できていない絵の謎や意味についてこの記事で解明していきます!
- 時をかける少女の「ちあき」 が絵を見たかった理由
- その絵の謎とは?
- その絵の意味とは?
もくじ
時をかける少女の千昭が絵を見たかった理由は?
千昭はが未来から来た理由は、ある絵画が見たかったからです。
その絵はどんな絵なのか?
見てどうするつもりだったのか?
なぜ、過去にこの絵があることを知っていたのか?
疑問が多く残りますが、それぞれ説明していきます。
千昭(ちあき)が見たかった絵とは?
「時かけ」に出てくる絵ですが、そもそも何なのか説明します。
叔母さんが働く美術館で真琴とその絵を観ているシーンが出てきます。
その絵は、「白梅ニ椿菊図」という題名で、特にモデルなどはなくアニメーションのオリジナル作品として作ったということです。
絵の全体像は、4つの円のようなものが書いてあり、よくみると女性の顔みたいに見えます。
全体的にぼんやりした感じの雰囲気です。
絵の題名は花の名前が入っていますが、絵の中に梅や菊が描かれているそうですが、皆さんはどこに描いてあるかわかりましたか?
何か、トリックアートみたいに角度を変えると見ることができる仕様なのか?
別の意味が込められているのか…。
記事の後半でまとめて解説していきますね!
絵を見たかった理由とは?
千昭が暮らす未来は、今では考えにくい世界的な戦争や飢餓などが起こっていて、なおかつ水や道路も整備されてない、人口も少ない、光もなさそうな状況にあると物語の後半で真琴に伝えています。
そんな絶望的な世界で、この絵を見たかった理由は、真琴の叔母さんがキーポイントになります。
この絵を見て叔母さんは、「心が穏やかになる」というような表現をしています。
世界がなくなる絶望的な時に、こんなに穏やかな絵を描く人の気持ちが表現されている絵を
見て、平和や希望、安心を得たかったのかもしれません。
時をかける少女の千昭が見たかった絵の謎と意味は?
この絵は数百年前の世界がまもなく終わってしまう危機の時に描かれた絵です。
世界が終わってしまうくらいの出来事って想像つかないのですが、例えば隕石が落ちるとか、アメリカ映画のような全世界に津波や竜巻きに巻き込まれて人類が全滅してしまうなど、そのくらいの出来事でないと世界が終わることは考えにくいと思います。
叔母さんは、歴史に残るくらいの戦争や飢餓があった時に描かれた絵だと言っています。
そして、この絵は真琴の叔母さんの手によって修復している最中で、千昭は絵を見ることができず未来へ帰ることになります。
絵の謎とは?
「時かけ」の小説バージョンから物語は続いていると考えられていて、真琴の叔母さん(和子)は小説の主人公です。
そして20年後、このアニメーションの主役に姪の真琴が引き継がれているようなイメージです。
小説を読んでいない方はぜひ一度読んで見てください!ストーリーが繋がってきて面白いですよ!
話がそれましたが、その叔母さんが修復している絵は、過去に作られたという説、未来に作られていた説と2通り考えることができます。
絵は過去に作られていた?
もしかしたら叔母さんは、真琴くらいの年齢のときに、過去に作られた絵を未来(現代)にタイムリープして持ってきた可能性があります。
それを修復していて、千昭がいる未来では消失して見れないという可能性があります。
絵は未来に作られていた?
元々、千昭のいる時代に作られていたもので、消失する前に叔母さんがだいぶ先の未来から過去に持ってきて、現代で修復しているとも考えられます。
ちょっとごちゃごちゃ回想するのでわかりづらいかもしれません。
この上記2つの予想は、物語の叔母さんが3人で写っている写真にヒントが隠れていると考えました。
絵の意味とは?
千昭の心中の絵の意味とは、実際には明確になっていません。
監督も、実際絵に何が描かれているのか説明していますが、どんな心境で意味までは語られていません。
物語の中で、真琴は千昭に、「絵は未来と関係があるの?」と聞く場面があります。
千昭はその質問に答えは出していません。
それは、私たち視聴者が、いろんな考察ができるようにという意味を込めて作っているのだと考えました。
物語の後半で「未来で待ってる」「すぐ走っていく」の意味も私たちにこれから2人はどうなっていくのかを考えさせてくれる内容に作ってくれているのだと思っています。
ちあきはなんであの絵がみたかったんだろ?
あの絵の意味は何だろうって調べてみたけど全然わからない!
過去何度も観ているけど、チアキがタイムトラベルしてまでみたかった絵「白梅ニ椿菊図」が出てきた時に気がついた!
パズルが組み合わさっていく感じ!
「よかったねー!」で観終わる映画ではなく、何度でも観る価値がある映画だね!
今後につながるような設定がいいよね。
真琴が「白梅二椿菊図」を生涯を守り通し、ちあきとの再会を果たすと信じてるよー!
未来であの絵を見たときに『再会』ってことになるのかな。
2人の再会の件で胸がいっぱいになって眠れない。
音楽も物語に合っていて…(涙)
初めて観た時は千昭と真琴の再会を想ってたけど、しばらくしてまた観てみたら、2人はもう二度と再会しないんだなって。
未来で待ってるのは絵で、絵を通して再会を約束するし絵でしか再会できないなんて切ないね。
時をかける少女初めてちゃんと観て泣いたよ〜!
「未来で待ってる」の意味には「あの絵をマコトが守ること」だとしたら?
未来でちあきはあの絵をみて、マコトとチアキが生きてる時代が違っても2人は必ず会えるよね?
まとめ
時をかける少女の千昭(ちあき)が絵を見たかった理由はなぜ?
絵の謎や意味を調査してきましたが、いががでしたでしょうか?
最初の作品の小説からアニメ、ドラマや映画と世界的に広まり、海外でも人気の物語になっています。
細かくアニメーションで見てみると、書かれている場面にヒントがあったり何回見ても新しい発見があり、視聴者を飽きさせない工夫もありロングセラーになる理由がわかります!
まだ読んでない方は小説と、ドラマでもリメイクバージョンでも放映していたので、ぜひ観てほしいなと思います。
この先「時をかける少女」の続編ができて、千昭と真琴の今後が解明される日が来るのを密かに楽しみにしています。
今回記事を書いていて、新しく絵の謎と意味や、なぜ絵を見たかった理由で、新しい情報がわかり次第追記していこうと思います。