夏の青春SFアニメ「時をかける少女」が公開されて未だ謎が多い考察映画です。
夏の代名詞になっていると言っても過言ではないですよね!
原作は筒井康隆さんの小説が始まりになります。
その原作小説の20年先の世界がアニメ版の作品です。
映画版は小説で主人公だった芳山和子の姪の真琴が主人公になっています。
この記事は千昭は何年後の時代で何者なのか?
を気になっている方に向けて書いていきます!
疑問が残る映画にモヤモヤするも、その後が気になります。
2人の「未来で待ってる」の意味にキュンキュンした方も多いですよね!
今回は、時をかける少女の千昭は何年後の時代で何者なのか?
未来で待ってる意味やその後を考察していきます!
もくじ
時をかける少女の千昭は何年後の時代で何者?
千昭のプロフィールをご紹介します!
- 間宮千昭(まみや・ちあき)
- 考えるより行動が先のタイプ
- 数学は得意
- 国語(漢字)は苦手
- 総合的には成績優秀
「時かけ」の千昭はどこからやってきた?
千昭の正体はタイムリープを使い、あることを目的に過去にやってきました。
正体がバレないように、今の10代のようにキャッチボールやカラオケなどに行き普通の学生のフリをして過ごしています。
時間を自由に操作できる力を持っています。
物語の後半で真琴に「自分は未来から来た」と伝えます。
千昭の暮らしている世界がどんな様子なのかを伝える場面があります。
現代とはかなりかけ離れているみたいです。
- 川が流れている
- 空がある
- 自転車に乗れた
- 人がたくさんいる
千昭の暮らす時代を考察してみた!
千昭の暮らしている先の時代とはどんな様子なのか?
映画にはその様子が出てきませんが、私なりに考えてみました。
皆さんはどのように想像しますか?
①川が流れている
通常川は地上にありますが、千昭の暮らす先の時代は、水が頭上にパイプのようなものがありそれを通して水が流れている。
または、存在しない。
②空がある
空が見えない場所で、他のアニメ映画だと「えんとつ街のプペル」のようなイメージなのか?
それとも、東京の商業施設ヴィナースフォートのような綺麗な低い空のような雰囲気も想像できます。
③自転車に乗れた
自転車自体がなく別に代わりのものがあるのか?
もしくは、外に出ることができないような場所になっている。
④人がたくさんいる
未来は人が少なくなってしまっているのか?
日本は少子化ですが、他の国も全体的に少子化が進み、人がいなくなったのか?
それとも自然災害や争いが起こって、滅亡の危機にあるのかもしれません。
現在私たちが暮らしている状況で、50年後くらいだと考えにくい状況ですね。
初めて真琴がタイムリープした時の映像に、人が炎に追いかけられているような映像が出てきます。
災害なのか、人的な戦いなのかはわかりませんが、あの最初の映像にヒントがあるのかと思いました。
何年後の時代からきた?
それでは、千昭は何年後から現代にやってきたのか?
上記で記載したような絶望的な感じですから、あまりいい状況ではないことが伺えます。
争い事もそうですが、自然に人類が少子化や災害で人口が減るのには何年先の話なのか想像することは難しそうですね!
原作小説だと、2660年後の未来からやってきたことになっていますね!
映画はその前から原作が始まっていることから、695年先から来たことになります。
いったい何者なの?
一体何をしに現代にきたのか?
千昭は「くるみ」のような装置を使い、時間を止めたり戻すことができます。
原作では、未来は科学が急速に発展し、一般人は理数系は勉強を率先的に行いますが、国語は勉強する余裕がなく、学習できていないことが読み取れます。
そしてある目的を果たしに、現代にやってきています。
現代に来た目的とは?
千昭は、ある「絵画」を見に来たと言っていました。
実際に博物館に行ったときには、絵画は修復中だったため観ることはできませんでした。
その絵画とは「白梅ニ椿菊図」で、この物語の核的なものだと思っていましたが、この先はほとんどこの絵に触れるような場面は出てきていません。
時をかける少女の千昭が「未来で待ってる」と言った意味とは?
物語の中で、心に響くセリフはたくさんありますよね?
特に印象的なセリフで、皆さんが意味深だと思っている「未来で待ってる、すぐ走っていく」というセリフが忘れられない方は多いと思います。
まぁ、普通に考えたらどうやってもそんな長く生きてられるか!
と思ってしまう話ですが、その言葉の意味を3つ考えてみました。
存在しない絵を残して欲しかったから
千昭が過去に来た理由は、絵画を見たかったからですよね?
何らかの理由で未来では見ることができなくなっています。
それを修復している叔母さんと、絵画を見ることができなかった千昭は修復後の絵画をこの先ずっと残してくれ!
という意味だったのかもしれません。
付き合って!という告白?
素直に、好きだよ!という告白なのかもしれません。
直球で伝えてしまうと、2人は絶対に再会できないことが分かっていたので、あえて遠回しに、また会えたらいいな!という気持ちを込めたのかもしれません。
将来また使えることを知っていた?
千昭は規則違反をしたため、元に戻れない。
真琴は、将来タイムリープをまた使えることを知っていたので、また再会できるよ!という意味を込めて言ったのかと思います。
(だいぶ妄想も入っていますので、無理がありますが…)
叔母さんが、「遅刻した友達がいたら迎えにいくでしょ?」のセリフにもヒントがありそうな気がしました。
まとめ
「時をかける少女」の千昭は何者で、今の私たちに何を伝えていきたかったのか?
500年以上先はどうなっているか想像がつきませんが、考察したような千昭が暮らすような未来にはなってほしくないと願うばかりですね!
この物語が私たちに何を訴えているのか?
最近では異常気象や人的な戦いやパンデミックなど平和だと思っていた時代から大きく世界が変化しています。
10年後にもおそらく同じように時代は繰り返し、世界で想像がつかないような出来事が起きるに違いありません。
私たちは、今の世界を良くしていこうというあまりに、贅沢になっていたり、自分よがりになったりすることがあります。
人間の欲ですね。
それをこの物語で教えてもらっているのかもしれません。
時をかける少女の千昭は何年後の時代で何者?
未来で待ってる意味やその後を考察してきましたが、いかがでしたか?
千昭の「未来で待ってる」は何年後の時代を先読みして、本来夢見た人類のその後を見れたらいいな!などの希望を詰めて私達に伝えてくれているのだと思います。