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名探偵コナン

黒鉄の魚影ベルモットとイチョウのブローチとの関係は?灰原を助けた理由を考察!

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名探偵コナン劇場版最新作の『黒鉄の魚影(サブマリン)』

冒頭では、灰原がフサエブランドのイチョウのブローチを手に入れようと
整理券を受け取ります。

灰原が受け取った整理券が最後の1枚でした。

整理券をもらえず残念そうにしている老婦人に、
灰原が整理券を譲ります。

作中のラストでは、この老婦人の正体がベルモットであることが明かされました。

さらに、『黒鉄の魚影』の舞台となるパシフィック・ブイ

パシフィック・ブイに搭載された老若認証システムによって
灰原の正体がバレてしまいます。

絶体絶命の状況から灰原を助けたのがベルモットです。

  • ベルモットとイチョウのブローチの関係
  • ベルモットはなぜ灰原を助けたのか?

劇中では、この2つの疑問に対する答えは明かされていません。

今回は、ベルモットに焦点を当てて考察してみます。

黒鉄の魚影ベルモットとイチョウのブローチとの関係は?

原作中でも、フサエブランドの名前は度々登場しています。

しかし、フサエブランド自体や、
創業者のフサエ・キャンベル・木之下についての詳細は
あまり明かされていません。

『黒鉄の魚影』のキーアイテムとして登場したイチョウのブローチ

ベルモットや灰原とどんな関わりがあるのでしょうか?

ベルモットはフサエブランドのファンだった?

ベルモットとフサエブランドの関連は『黒鉄の魚影』で
初めて描かれました。

ベルモットは単純にフサエブランドのアイテムが欲しかったのでしょうか?

それとも、灰原に近づくための口実だったのでしょうか?

劇中では、ベルモットがフサエブランドの新作発表の情報を見ている
シーンがあります。

ベルモット自身がフサエブランドのファンである可能性もありそうです。

灰原はフサエブランドのファンだった!

灰原は以前からフサエブランドのファンで愛用者のようです。

『黒鉄の魚影』のほかにも、
灰原がフサエブランドのファンだとわかるシーンが多数あります。
いくつか紹介していきましょう。

【45巻 468話】
犯人を炙り出すために、コナンが灰原に協力を仰ぎます。
これに対して、
「フサエブランドの財布…
 それで手を打ってあげてもいいわよ?」
と財布をねだっています。

【83巻 880話】
容疑者の内の1人が持っているバックを見た灰原。
「まだ日本で売り出してないのよ⁉
 どこで手に入れたのかしら⁉」
フサエブランドの最新バックを見て憤っています。
ちなみに、事件には全く関係ないです…

【89巻 939話】
クリスマスシーズン。
阿笠博士が、少年探偵団たちにプレゼントを買ってくれると
デパートに誘います。
「フサエブランドの最新モデルのポーチでも
見て来ようかしら?」
灰原が言っています。

フサエキャンベル木之下は阿笠博士の初恋女性

フサエブランドの創業者であるフサエ・キャンベル・木之下。

彼女は漫画40巻で登場しています。

阿笠博士が小学6年生の頃。
ある日、阿笠博士が学校に向かっていると、
犬に怯えて立ち往生している少女を見かけます。

阿笠博士は自分の後ろに少女を隠して犬から遠ざけます。

これ以来二人は仲良くなり、毎日一緒に登校するように
なりました。

しかし、少女は突如転校してしまい、行方はわからなく
なってしまいました。

少女が残したハガキを手掛かりに、
40年後二人は再開を果たします。

この少女こそがフサエ・キャンベル・木之下で、
博士の初恋の相手でした。

フサエも博士も、互いに家族がいると勘違い。
正体を明かさずじまいとなりました。

走り去るフサエを乗せた車。
その背中に、

「今でもイチョウは大好きですよー!!」

と博士が叫びます。

小学生の頃、ハーフであるフサエは自分の金髪にコンプレックスを持っていました。

「ボクは好きだよ…
 イチョウの葉っぱみたいできれいじゃない!」
阿笠博士のこの言葉を、フサエは40年間心の中に大事にしまっていたのです。

フサエの付き添いで来ていたビリーという男性が、
「たぶん次に会うのは…
 そんなに時間はかからないんじゃないかな…」
と語っています。

フサエキャンベル木之下はベルモットと親族関係?

阿笠博士と別れた後のフサエとビリーの会話のシーンから、
様々な考察がされています。

「悪いわねビリー…
 母の再婚相手の友人であるあなたに、
 10年ごとにこんなことに付き合ってもらって…」
というフサエのセリフがあります。

また、漫画102巻では呼吸器を付けた謎の老人が登場しています。
この老人を乗せた車の運転手が、ビリーの容姿と似通っているのです。

この老人は警察を嘲笑するような発言をしており、
烏丸蓮耶である可能性もありそうです。

あの方とベルモットが親密な関係であることは確実でしょう。
ビリーと老人の運転手が同一人物であったとしたら、
次のような考察をすることができます。

  • フサエは烏丸蓮耶と何かしらの関係がある
  • フサエの母親=ベルモット
  • 母(ベルモット)の再婚相手=あの方烏丸蓮耶

ベルモットがフサエブランドのブローチを欲した理由は明かされていません。

しかし、フサエがベルモットの娘だと仮定すれば、
娘が手掛けた作品を手にしたいと思うのは自然なことです。

ビリーが語っているように、
フサエの再登場もそう遠くはないでしょう。

フサエが黒の組織と関係があれば、
近いうちに真実が明かされるのではないでしょうか?

黒鉄の魚影ベルモットの目的は?

『黒鉄の魚影』では、
パシフィック・ブイに搭載された老若認証システムを狙って、
黒の組織が暗躍します。

老若認証システムを開発した直美・アルジェントをベルモットとバーボンが誘拐。

老若認証システムを乗っ取り、黒の組織の過去の犯罪履歴の消去を目論みます。

さらに、今後の活動に使用する目的もあったようです。

黒鉄の魚影ベルモット灰原を助けた理由

ベルモットがシェリーの姿に変装。
各国の防犯カメラに映ることで、
灰原=シェリーではないよう偽装します。

この偽装によって、ジンが灰原を殺害することを妨害したのです。

ベルモットはなぜ灰原を助けたのでしょうか?

灰原を助けた理由①整理券を譲ってもらった

フサエブランドのイチョウのブローチを購入するため、
灰原は整理券を入手します。

ベルモット扮する老婦人も整理券の列に並んでいましたが、
整理券をもらうことはできませんでした。

老婦人が残念そうにしているのを見た灰原。

「値段見てなくて…私には高かったから…」
と話し、老婦人に整理券を譲ります。

この灰原の優しさを受け、
ベルモットは彼女を助けたのです。

灰原を助けた理由②灰原を狙わないと決めている

「彼女だけはこの世にいてはならないのよ…」

ベルモットは灰原の殺害に執着しており、
何度も灰原を殺そうとしてきました。

灰原を狙う理由は、アポトキシン4869が原因であるようです。

対して、コナンのことは
組織を壊滅に追い込むシルバー・ブレット
と期待しているのです。

ベルモットはコナンのことを何度も危機から救っています。

コナンの活躍を切望しているベルモット。
コナンにとって灰原が必要な存在だと思い始めたのでは
ないでしょうか?

灰原を助けた理由③灰原は死んだことになっている

78巻『ミステリートレイン編』では、
ベルモットの作戦によって、バーボンがシェリーを殺したことに
なっています。

シェリーが生きていることがバレると、
ベルモットの任務が失敗したことになります。

シェリーを庇っていると思われれば、ベルモット自身の身も危険
に晒されます。

アポトキシン4869の幼児化する現象に関しても、
ベルモットは組織に隠しているふしがあります。

シェリー死んだことになっている方が、ベルモットにとって
都合が良いようです。

まとめ:黒鉄の魚影ベルモットとイチョウのブローチとの関係は?

『黒鉄の魚影』では、フサエブランドのイチョウのブローチ
重要アイテムとして登場しました。

作中でベルモットが灰原を助けた理由とは?

ベルモットと灰原。
2人のイチョウのブローチを巡るやり取りが
灰原を助けた理由の内の1つでした。

フサエと黒の組織の間に関係はあるのか?
ベルモットが灰原を助ける本当の理由は?

「助ける訳…
 それを探るのがあなたの仕事でしょ
 シルバー・ブレット君…」

ベルモットが語るように、
コナンがすべての真相を解明する日もそう遠くはないでしょう。